日当たり抜群の南東角地、さらに北側隣接地は駐車場のため、三方向が開けた好条件の土地を生かした開放感が魅力的な住宅。
白色のサイディングに、ダークブラウンのサッシとバルコニー部分の外装が柔らかな雰囲気をつくり、また1階から2階までを覆う大屋根がきれいな印象の外観に仕上がりました。
1階リビングの大きな吹き抜けと空間が繋がるようにして、2階廊下がホワイエ（少し広めのホール）として存在します。このホールは、テーブルやイスを置いて階下のリビングが臨める「テラス風」をイメージしています。吹き抜けを通じた1階と2階の繋がりが、広く明るいオープンな空間を演出。LDKの真ん中に配置された階段は、この空間を遮らないようにオープン型の階段を採用。
キッチンも開放感を意識したオープンタイプのⅡ型を選択。ポイントカラーとなる真っ赤なキッチンは、白とダークブラウンで統一された内装の中でひと際映えるお洒落スペースとなりました。
獣医師をされているご主人様。時折ご自宅でも治療や看病をされるとの事で、仕事部屋（動物の病床スペース）をつくりました。ここにはシャワー付きの専用流し台を設置。流し台の周辺は汚れ対策にキッチンパネルを貼ってあります。
2階には水回りと2つの寝室。主寝室には大容量のウォークインクローゼットをつくりました。この主寝室から広々としたルーフバルコニーにつながります。
全体的にオープンで開放感のある間取りのため、冷暖房などの効率や光熱費を考え「全館空調システム」を導入。このシステムにより、1基の大きめの機器からダクトを通じ、建物内全体が一定の室温・湿度に保たれます。さらに吹付断熱材を建物全体に施すことで、空調システムの効果がアップ。1年を通して快適な住空間となります。