先日アパートPJが竣工したので、(前回ブログ参照)
ここで賃貸を探されている方にもお伝えしたい豆知識です。
「ユニットバス」と聞いて、皆さんはどんなお風呂を思い浮かべますか?
つい先日、知り合いにも同じ質問をしてみると予想通りの答えが返ってきて、したり顔をしたのはここだけの話で…笑
多くの方が「洗面やトイレが一緒になったお風呂」と答えると思います。
が、その認識、実は間違っているのです。
「ユニットバス」と言うのは、規格化された部材を工場で作り現場で組み立てる浴室とされていて、洗面・トイレのあるなしは関係ないのです。
例えば…
これが多くの方が想像しているユニットバス。そして…
これもユニットバス。さらに…
こちらもユニットバスです。
一方、対とされるのが「在来浴室」。こちらは所謂、自由設計のお風呂です。
広さ、形、素材など自由にプランニングした、デザイン性の高さが特徴です。
こだわりを詰め込んだ世界に一つだけのお風呂が作れる一方、ユニットバスと比べ工期が長くなったり、漏水や腐食の点で劣るので細かなメンテナンスが必要となります。
規格化されたユニットバスは、デザイン性やサイズには制限がありますが、施工も簡単で一定の品質が保たれます。また、同じサイズ・形のユニットバス同士の交換であれば2日ほどで完了します。最近ではお洒落で機能性に優れたユニットバスも多く作られていて、高級仕様のもの出てきています。
ちなみにアパートでよく見かける洗面がついているお風呂(上の写真で2枚目)は「2点ユニット」、
さらにトイレがついたお風呂(上の写真で1枚目)は「3点ユニット」と言われています。
今まで、お部屋探しの際に「ユニットバス」と記載された物件を除外してきた方は、損をされていたかもしれません。これから部屋を探される方は、ぜひ「ユニットバス」という記載に注意してみてください。